手術の日が決まる。
循環器系の担当の先生からCTとって3Dにした心臓の画像を見せてもらった。
明らかな異常があるのは、素人が見てもよくわかる。
こんな心臓で、本当によく今まで生きていてくれたと思う。
検査も終わり、診断も確定した。
いよいよ手術。
心臓病というのは、表面に出る症状が少ないから、現実味が本当にない。
ただ、いつも家にいるのにいない。という感覚だけで、
病院で見る娘はいつもの表情だ。
今週中に麻酔科の先生、外科の先生とお話をして説明を受ける。
リスクの話。たくさんされるのだろうか。
不安で仕方ない・・・
先天性の心臓病が見つかった。
昨晩、11ヶ月になる娘が先天性の心臓病であると宣告された。
病名は、「総肺静脈還流異常(心房中隔欠損)」だそうだ。
正確な形などはこれからCTを撮ったり、いろんな検査をしてハッキリさせていくことになる。
検査のためにいきなり書類にサインさせられそうになった時は、怖くて書けなかったが、説明を受けてようやく理解できた。
夫婦で説明を聞いていても現実味がなくて、まだその重大さを認識しきれていない。
これまで元気だった娘が・・・。
ただ、この心臓で11ヶ月も生きられたのは、もう一つ併発している病があったからなのだそうだ。
その病名は、「肺動脈狭窄症」とのこと。
ドラマとかで出てくるような心臓病。。。
まさか、自分の子供がなるなんて、思ってもいなかった。
それでも、併発していたことが不幸中の幸いで、血流のバランスを取っていたのだそうだ。
娘の生命力に、ただただ驚くばかり。
親としてできることは、これから長い闘病生活と、間違うだけで命を落としかねない判断と向き合うのみ。
落ち着いて回復のために全力を尽くさねば。